新横浜駅徒歩1分の婦人科クリニック 低用量ピル・子宮頸がん検査・生理のお悩み検査・治療
横浜市港北区新横浜3-6-1 新横浜SRビル5階
JR/地下鉄ブルーライン
新横浜駅 徒歩1分
045-471-3385
かつては骨盤内の臓器に限局した婦人科疾患と考えられていましたが、近年の研究により、全身に影響を及ぼす慢性的な炎症性疾患であることが分かってきました。
子宮内膜症は慢性的な骨盤痛を考えることが多く、これは生理痛や性交痛、排便時の痛みなどとして現れます。痛みの原因は、内膜組織が周囲の組織に癒着し、慢性的な痛みは、患者の生活の質を著しく低下させることになります。
子宮内膜は不妊症の主な原因の一つとされています。特に、卵管が閉塞したり、卵巣の機能が低下したりすることが不妊の原因となります。 研究によれば、子宮内膜症を持つ女性の約30%から50%が不妊症といわれています。
子宮内膜症は心血管疾患のリスクとも関連しています。研究によると、子宮内膜症を持つ女性は、心血管疾患や高血圧のリスクが高まることが示されています。炎症やホルモンの不均衡が心血管系に影響を考慮するために考えられています。
子宮内膜症患者では、脂質代謝異常が報告されています。具体的には、LDLコレステロールの上昇やHDLコレステロールの低下などが観察されています。これらの変化は、子宮内膜症による慢性的な炎症や酸化ストレスが関与していると考えられています。
子宮内膜症性の卵巣のう胞は卵巣がんのリスクを高めることが示されています。子宮内膜症の病変が卵巣への影響を考慮して、癌化のリスクが高まると考えられています。
子宮内膜症は精神健康にも起こります。慢性的な痛みや不妊症の問題は、うつ病や不安障害のリスクを高めることになります。子宮内膜症患者は、身体的な苦痛だけでなく、心理的なストレスや社会的な孤独感を経験することが多く、これが精神的な健康に悪影響を及ぼす可能性があります。
これらのリスクや疾患について子宮内膜症の治療を行うことにより、リスクの軽減や影響を低下させることが期待できます。
子宮内膜症に詳しくはこちらをクリック