新横浜駅徒歩1分の婦人科クリニック 低用量ピル・子宮頸がん検査・生理のお悩み検査・治療

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045-471-3385

バルトリン腺治療

バルトリン腺が腫れるものとしてバルトリン腺嚢胞バルトリン腺膿瘍(のうよう)があります。バルトリン腺に菌が侵入して感染を起こすとバルトリン腺が腫れ、強い痛みを伴うことがあります。腫れている部分の膿(うみ)を穿刺切開開窓術などの治療を行い排出することですぐに痛みは軽減します

●当クリニックでは、再発率の少ないバルトリン腺開窓術を15分程度の時間で行っています。腫れて痛みの強い方再発を繰り返している方はご相談ください。

~治療を希望される方へ~

バルトリン腺が急激に腫れて痛みを伴う場合は午後4時に来院して頂ければ、できるだけ当日に治療ができるようにしております。その場合は穿刺治療となることがあります。

まずは電話(045-471-3385)でお問合せ下さい。

※診療時間の都合で、急性期ではない場合は次回の治療とさせていただくことがございますのでご了承下さい。

※土曜日は予約制となります。

バルトリン腺とは

バルトリン腺は、腟の入口から1~2㎝ななめ奥に位置するグリーンピース大の左右一対の分泌腺です。

性行為を滑らかにするための粘液を分泌する役割をしています。

腟の入り口の左右には分泌液を排出するバルトリン腺開口部2mm程度の穴)があり、バルトリン腺から分泌された粘液が導管を通ってこの開口部から出てきます。

図は右側のバルトリン腺開口部

バルトリン腺嚢胞/膿瘍か外陰部の腫れかの見分け方

バルトリン腺が腫れているのか、外陰部の腫れなのか自分では区別ができないことがあります。

自分で見分ける方法として、腟の入り口付近が腫れているかどうかです。

バルトリン腺が腫れている場合は図のように膣の入り口から小陰唇を含んで腫れます。外陰部の腫れでは腟の入り口が腫れることはありません。

バルトリン腺嚢胞/膿瘍

バルトリン腺嚢胞:

バルトリン腺分泌液を排出する導管が詰まると管の中に粘稠性の分泌液がたまり、のう胞を形成します。

バルトリン腺のう胞の多くはバルトリン腺そのものが腫れるより、分泌物を排出する導管が腫れて大きくなったものです。

腟の入り口付近がピンポン球くらいに腫れることがありますが、痛みが無い事もあり、排出する導管の詰まりが解消すると腫れは治まります。内容液は無色透明な粘液です。

バルトリン腺膿瘍:

バルトリン腺に炎症が導管の奥に波及するとバルトリン腺内にも膿がたまり、外陰部の発赤・腫れ・痛みが強くなります。立ったり座ったり、歩いたりするだけで痛みがあります。

以前は淋菌という性病が原因となっていましたが、現在では大腸菌・ブドウ球菌・連鎖球菌などの菌が主体と言われています。

バルトリン腺嚢胞/膿瘍の治療法

急性期の痛みが強い時期には抗生物質鎮痛剤を投与します。

膿瘍を形成した場合は穿刺切開開窓術により排膿し、痛みの緩和します。

■当クリニックで行っている治療 

CO2レーザーを用いて切開開窓術を行っています。

外陰部は血行が豊富で出血しやすい場所ですが、CO2レーザーは止血効果に優れているため、切開しても出血量は少なく、処置時間が短く済むメリットがあります。

診察の上、どの治療法が直ぐに症状緩和につながるか、通院の予定も含めてご相談しております。

バルトリン腺穿刺術(針による穿刺)
  • 腫れてのう胞液が溜まっている部分に針を刺して溜まった粘液や膿を吸い取ります。これにより腫れがなくなり、痛みも軽減します。
  • すぐに行うことが可能ですが、穿刺した針穴は直ぐに閉じるため再発することがあります。
バルトリン腺切開術(CO2レーザー使用)
  • 腫れて粘液や膿が溜まっている部分にレーザーで切開を入れます。穿刺術よりも溜まっている膿をより確実に排出することができ、腫れが小さくても切開することが可能です。しかし、切開部分が閉じると再発することがあります。
  • 処置時間は10分程度です。
  • 切開術後は術後の状態確認のため、2週間を目安に週に2回程度通院をしていただきますので、遠方の方はご相談下さい。
バルトリン腺開窓術(CO2レーザー使用)
  • 穿刺や切開を行っても何度も再発する場合に行います。
  • 腫れて粘液や膿が溜まっているのう胞壁の一部をレーザーで楕円形に切除します。窓のように穴を開けることで、バルトリン腺内の粘液や膿を持続的に排出することができます。
  • 開窓術後は術後の状態確認のため、2週間から3週間を目安に週に2回程度通院をしていただきますので、遠方の方はご相談下さい。

開窓術は約15分くらいの治療時間を要しますので、開窓術の治療適応になるかを診察の上、後日の治療予約とさせて頂くことがあります。

バルトリン腺の腫れている部分が炎症で大きく腫れていても、嚢胞液や膿が溜まっている部分が3㎝以上なければ開窓術はできないい事があります。診察の上、治療法をご相談いたします。

バルトリン腺開窓術は局所麻酔で行えます。

バルトリン腺の分泌機能を残すことができます。

穿刺術や切開術より再発率を低く抑えることができます。(開窓部分が閉じると再発することがありますのでご留意下さい。)

■CO2レーザー治療を希望される方へ

CO2レーザーによる治療は平日診療時間の午後4時~午後5時の間で行っています。

※診療時間の都合で次回の治療とさせていただく場合がございますのでご了承下さい。

※土曜日は予約制となります。

※妊娠中の方の治療は行えませんので、治療は妊婦健診かかりつけ医にご相談ください。

治療時にご持参いただくもの

治療後、出血を認める場合がございますので、ナプキンをご持参ください。

レーザー治療には安全を期しておりますが、念のため眼を保護するためのハンドタオルをご持参ください。

治療費用(保険適応)

保険 3割負担  
バルトリン腺開窓術 12,700円程度(診察料、治療費、薬代含む)

  診療日 / 診療時間

診療日
 
午前××
午後××
診療時間

午前 10:00~13:30
午後 14:30~18:30
【初診/再診】の受付時間
午前診療は12:45まで
午後診療は18:00まで

となります。

土曜日の初診

お電話ご予約ください。
(他の曜日は予約不要です)
予約受付時間は診療日の
10:00~13:30
15:00~18:30

休診日

木曜日・日曜日・祝日

   アクセス

住所

〒222-0033
神奈川県横浜市港北区新横浜3-6-1SRビル5階

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