新横浜駅徒歩1分の婦人科クリニック 低用量ピル・子宮頸がん検査・生理のお悩み検査・治療

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子宮頸がん検査・検診

子宮頸がん検査・検診の目的の一つは、いかに早期の段階(異形成)で異常を見つけるかにあります。

子宮頸がん検査の結果でクラスⅢa、ASC-US、LSIL、HSILなどと判定されて「精密検査が必要」と言われたが、表記の意味がよく分からないことはありませんか。

これらは「子宮頸がんの疑い」ではなく「子宮頸部異形成の疑い」です。子宮頸部異形成とは聞き慣れない言葉ですが、簡単に言えば子宮頸がんの前がん病変です。

このような判定を受けた場合は精密検査=組織検査が必要となります。

子宮頸がん検査の種類

子宮頸がん検査には細胞診HPV検査組織診があります。

● 細胞診は子宮がん検査や検診で行われる最も一般的な検査です。

● HPV検査は細胞診で異常が出た場合(判定がASC-USの場合)に行われます。

● 組織診は細胞診異常やHPV検査陽性の場合に精密検査(2次検査)として行われます。

当院では細胞診HPV検査組織診いずれも検査可能です。

クラスⅢa、LSIL、ASC-USなど、他院で行った子宮頸がん検査の結果がよく理解できない場合はご遠慮なく結果をお持ちください。ご説明いたします。

横浜市 子宮がん検診

2016年11月より「横浜市 子宮がん検診実施医療機関」に指定されました。

「横浜市がん検診のご案内」が届いた方はご来院ください。予約は必要ありません。受付に「横浜市のがん検診を受けたい」とおっしゃって下さい。

※令和5年度から「子宮体がん検査」は横浜市の検診には含まれません。不正出血がある場合は子宮頸がん検査も含めて保険での検査となります。

横浜市 令和5年度子宮がん検診について

●子宮頸がんは定期的な検査で予防できます。

子宮頸がん検査を定期的に受けることで、「子宮頸がんで命を失う」こと、「子宮摘出を余儀なくされ、子供が産めなくなる」ようなことをほとんど「ゼロ」にすることができます。

細胞診

子宮がん検査・検診と言えば子宮頸がん細胞診を指します。スクリーニング検査として最も一般的に行われている検査です。

検査方法:

子宮の入り口をブラシなどでこすって細胞を採取する簡単な検査です。痛みはありません。採取された細胞は顕微鏡で形の変化(細胞の異型)を調べます。

検査結果:

NILMは異常なしを意味します。ASC-US、LSILなど、異常所見を認める場合には2次検査としてHPV検査や組織診を行います。

以前は「クラスⅠ」や「クラスⅢa」など、クラス分類で結果が表記されていましたが、2008年(平成20年)から世界標準分類としてベセスダ分類という方法で結果が表記されるようになりました。現在、ベセスダ分類クラス分類の併用表記されている施設が多くあります。

●ベセスダ分類とクラス分類との比較

子宮頸がん検査の結果は上記の様に、主に扁平上皮系細胞の異常所見が表記されます。最近増加傾向にある腺系細胞の異常所見は下記の様に表記されます。

腺系細胞の異常所見

HPV検査

細胞診の結果(ベセスダ分類)で「ASC-US」 の場合に行います。

子宮頸がん細胞診において「細胞の異型」が軽度な場合はASC-USと判定されます。

その場合「腫瘍性病変」で精密検査を実施するか、「非腫瘍性病変」で経過観察をするか、判断に迷うことがあります。

両者は細胞診のみでは鑑別が困難なことがあるため、仕分けのためにHPV検査が有用となります。

検査方法:

子宮の入り口をブラシなどでこすって細胞を採取するところまでは細胞診と同じですが、採取された細胞は機械にかけられ、高リスク型HPVに感染した細胞の有無を調べます。

検査結果:

●高リスク型HPV(+)なら腫瘍性病変と考え→精密検査(組織診)をします。

●高リスク型HPV(-)なら非腫瘍性病変と考え→1年後細胞診再検とします。

組織診(コルポスコープ検査+組織採取)

細胞診の結果(ベセスダ分類)でLSIL・HSIL・ASC-H・SCC

・AGC・AIS・Adenocarcinoma の場合に行います。

検査方法:

子宮の入り口(子宮腟部)に酢酸というお酢を付けたガーゼを1~3分程度押し当てます。これによって病変部分は白く変色します。

コルポスコープという拡大鏡(望遠鏡のようなもの)で観察しながら、白く変色した病変部分を組織の塊として数ヵ所採取します。採取する組織の大きさは米粒の1/3くらいの塊です。

※検査後は組織採取部位から出血がありますので止血剤処置をしています。

※検査後の出血はほとんど翌日には止まりますが、数日続くことがまれにあります。このため生理の出血か検査の出血かが分からなくなることがあり、生理直前や生理中の検査は控えています

検査が必要と思われる方はナプキンをご持参下さいますようにお願いいたします。

検査結果:

軽度異形成(CIN1)、中等度異形成'CIN2)、高度異形成/上皮内癌(CIN3)、扁平上皮癌、子宮頸部腺癌などの診断が確定します。

軽度異形成(CIN1)は1年以内に自然消失する場合が多いため経過観察としますが、1年以上軽度異形成が継続する場合はレーザー蒸散術治療の対象になることがあります。

中等度異形成(CIN2)は進行することもあるため注意して経過観察をしますが、必要によりレーザー蒸散術治療をすることもあります。

高度異形成/上皮内癌(CIN3)は進行癌へ発展する場合があるため、手術療法が必要になります。

また、扁平上皮癌、腺癌と診断された場合にも経緯を含め、病院へ紹介状を作成します。

※妊娠中の方の子宮頸がん検査は当院では行えませんので、妊婦健診でのかかり付け医にご相談下さい

  診療日 / 診療時間

診療日
 
午前××
午後××
診療時間

午前 10:00~13:30
午後 15:00~18:30
【初診/再診】の受付時間
午前診療は12:30まで
午後診療は18:00まで

となります。

土曜日の初診

お電話ご予約ください。
(他の曜日は予約不要です)
予約受付時間は診療日の
10:00~13:30
15:00~18:30

休診日

木曜日・日曜日・祝日

   アクセス

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