新横浜駅徒歩1分の婦人科クリニック 低用量ピル・子宮頸がん検査・生理のお悩み検査・治療

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バルトリン腺の腫れについて(CO2レーザー治療)

バルトリン腺は性交時に腟の入り口に潤いを持たせる粘液状の分泌物を排出する役割をします。分泌物を排出する穴(バルトリン腺開口部)が何らかの影響で詰まってしまい粘液が排出できずに腫れてしまうことがあります。これをバルトリン腺嚢胞と言います。

バルトリン腺囊胞の多くはバルトリン腺そのものが腫脹するより導管が囊胞状に腫れたものでです。

囊胞の内容物は粘液性分泌物ですが、囊胞に感染が起こると膿瘍を形成し強い痛みをともないます。この状態をバルトリン腺膿瘍と言います。

バルトリン腺の腫れの原因

バルトリン腺の分泌物を排出する穴(バルトリン腺開口部)がどうして詰まってしまうかは分かっていません。

陰部を不潔にしていたから?と心配されている方もいらっしゃいますが、そういうわけでは無さそうです。

バルトリン腺の腫れの治療

当院ではできるだけ再発をしないように、CO2レーザーを用いた開窓術を行っています。

開窓術とは書いて字のごとく、「窓を開ける」ことです。

詰まったバルトリン腺開口部をもう一度開通させることは困難なため、元の開口部の近くに粘液を排出する小さな穴(窓)を作ります。この手術方法を開窓術と呼んでいます。

開窓術は局所麻酔で行っています。

約15分くらいで行えますが、術後2週間ほどは、開窓部分が塞がらないように(窓が閉じないように)週に2回ほど来院していただいています。