新横浜駅徒歩1分の婦人科クリニック 低用量ピル・子宮頸がん検査・生理のお悩み検査・治療

横浜市港北区新横浜3-6-1  新横浜SRビル5階



JR/地下鉄ブルーライン
新横浜駅 徒歩1分





 

045-471-3385

子宮頸がん検診で「ASC-US」と言われたら?
HPV感染との関係と受けるべき次の検査

子宮頸がん検診の「ASC-US」とは?

子宮頸がん検診は、子宮の入り口(子宮腟部)の細胞をブラシ等でこすり取り、顕微鏡で形を調べる検査です。

細胞に異常が見られる場合、その程度によって「ASC-US」「LSIL」「HSIL」などに分類されます。

その中で「ASC-US(アスカス)」とは、細胞の形は正常ではないものの、ただちに「異形成(がんになる手前の状態)」とは診断できないグレーゾーンな状態を指します。 がんが強く疑われる所見ではありませんので安心してください。しかし「異形成の可能性」は否定できないため、さらに詳しく調べる必要があります。

※ASC-US (Atypical Squamous Cells of Undetermined Significance)=意義不明な異型扁平上皮細胞 と訳されますが、難しい言葉ですね。

ASC-USとHPV(ヒトパピローマウイルス)感染の深い関係

子宮頸がん検査は人間の目で細胞の形を識別するため、判定が微妙に分かれることがあります。 単に「正常な細胞が少し形を変えただけの心配ないもの」なのか、それとも「HPVに感染して変化した腫瘍性の病変」なのか区別がつきにくい時に「ASC-US」と判定されます。

ASC-USと判定された場合、その後の判断はHPVの感染有無によって次のように分かれます。

  • ASC-US + HPV感染「あり」: 子宮頸部異形成の可能性があると考えます。

  • ASC-US + HPV感染「なし」: 子宮頸部異形成ではないと考えます。

ASC-USと判定されたら行う「二次検査(HPV検査)」

子宮頸がんのほぼ100%は、がんに進展する可能性のある「ハイリスク型HPV」の持続感染が原因です。そのため、ASC-USと判定された場合は、このハイリスク型HPVに感染しているかどうかを調べる「二次検査(HPV検査)」が必要です。

HPV検査の方法

子宮頸がん検診と同様に、子宮の入り口をブラシでこすって細胞を採取します。がん検診は顕微鏡で人間の目で検査しますが、HPV検査は専用の検査機器を使ってハイリスク型HPVの有無を正確に調べます。

HPV検査の結果と次のステップ
HPV検査の結果今後の対応・治療方針
陽性(検出された)さらに詳しく調べるため、「子宮頸部組織診」を行います。
陰性(検出されなかった)異形成の可能性は極めて低いため、「1年後の子宮頸がん検診再検査」となります。

HPV陽性の場合に行う「子宮頸部組織診」とは?

HPV検査で陽性となった場合は、確定診断のために「子宮頸部組織診(精密検査)」を行います。

  • 検査時間: 5分ほどで終了します。

  • 痛み・注意点: 痛みはほとんどありませんが、組織を少し採取するため、術後に多少の出血があります。ご来院の際はナプキンをご持参いただくと安心です。

受診される方へ|ASC-USは決して怖い状態ではありません

子宮頸がん検診で「ASC-US(要精密検査)」と書かれていると、怖くなってしまう方も多くいらっしゃいます。しかし、現時点で「がん」が見つかったわけではありません。

大切なのは、放置せずにしっかりと二次検査を受けることです。

当院では、予約不要で二次検査(精密検査)を受け付けております。ご都合のよい時間にご来院ください。