新横浜駅徒歩1分の婦人科クリニック 低用量ピル・子宮頸がん検査・生理のお悩み検査・治療

横浜市港北区新横浜3-6-1 新横浜SRビル5階
JR/地下鉄ブルーライン
新横浜駅 徒歩1分
045-471-3385
最終更新:2026年7月30日
「子宮筋腫があります」と言われると、がんではないか、何cmなら手術なのか、妊娠できるのかと不安になる方が少なくありません。
子宮筋腫は、子宮の筋肉からできる良性腫瘍です。多くは命にかかわる病気ではなく、症状がなければ経過観察でよい場合もあります。
治療は大きさだけでは決まりません。筋腫の場所・数、出血や貧血の程度、圧迫症状、年齢、妊娠希望を合わせて判断します。小さくても強い症状を起こす筋腫がある一方、大きくても症状がないことがあります。
このページで分かること
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次の症状があるときは、通常の予約日を待たずに医療機関へ
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子宮筋腫の診察をご希望の方はご来院ください:アクセスと診療時間はこちら
「何cmなら危険」という一つの答えはありません。筋腫が子宮の内側へ出ているか、月経量が増えて貧血になっているか、膀胱や腸を圧迫しているかで重要性が変わります。
治療の必要性を考えるときは、次の3点を確認します。
小さな粘膜下筋腫は出血や不妊の原因になりやすく、外側へ育つ漿膜下筋腫は大きくなるまで症状が出ないことがあります。
子宮筋腫は、子宮をつくる平滑筋という筋肉の細胞から生じる良性腫瘍です。婦人科でよくみられ、症状がないまま健診や超音波検査で偶然見つかることもあります。
筋腫は1個だけとは限らず、複数できることがあります。数mmの小さなものから10cmを超えるものまで大きさはさまざまです。
発生のきっかけは一つではありません。遺伝子の変化、体質、エストロゲンとプロゲステロンなどの女性ホルモンが関係すると考えられています。
家族歴、年齢、体格などとの関連は報告されていますが、性交、性格、ストレス、特定の食べ物だけが原因になる病気ではありません。ご本人の生活の仕方が悪かったためにできたわけではありません。

子宮の出口付近にできる頸部筋腫や、細い茎でつながる有茎性筋腫もあります。
筋腫があっても症状がない方は少なくありません。反対に、小さな筋腫でも場所によっては強い出血を起こします。次の項目は受診の参考になりますが、症状だけで筋腫と診断することはできません。
月経量をmLで測る必要はありません。出血のために日常生活が妨げられていること自体が、治療を相談する重要な理由です。
子宮筋腫かどうかの診察をご希望の方はぜひご来院ください:アクセスと診療時間
子宮筋腫は月経量を増やすことはありますが、月経周期を大きく乱したり、月経を遅らせたりする典型的な原因ではありません。
月経と月経の間の出血、性交後出血、悪臭のあるおりもの、発熱がある場合は、排卵障害、ポリープ、感染症、子宮内膜の病気、子宮頸部の病気なども調べます。
症状がなく健診で小さな筋腫を指摘された場合も、一度は婦人科で位置・大きさ・数を確認し、今後の検査間隔を相談しましょう。
結論として、手術が必要になる大きさは一律に決まっていません。検索すると3cm、5cm、6cm、10cmという数字が出てきますが、それぞれ意味が違います。
英国NICEの過多月経ガイドラインでは、3cm未満で子宮内腔を変形させない筋腫と、3cm以上の筋腫で治療の検討ルートを分けています。これは薬の効き方や専門治療の検討に使う目安で、「3cmを超えたら手術」という意味ではありません。
日本の産婦人科診療ガイドラインでは、妊孕性を残したい方について長径5〜6cmを治療方針検討の一つの境界としています。
ただし、位置、数、子宮内腔の変形、症状、年齢、不妊の他の原因を含めた個別判断です。
10cmを超える筋腫では、腹部膨満、頻尿、便秘、尿管圧迫などを詳しく確認します。
無症状で安定していれば経過観察となる場合もありますが、MRIなどの画像評価と定期的な確認が重要です。
大きさより重要な5つの判断材料
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経過観察では、症状、最大径、位置、数、子宮全体の大きさを記録します。
半年〜1年ごとの超音波が一例ですが、初めて見つかったとき、増大傾向があるとき、閉経前後では3ヶ月ごとなど間隔を短くすることがあります。
出血量、痛み、頻尿などに変化があれば、次の定期検査を待たずに受診してください。
最初からMRIが必要とは限りません。婦人科では、問診と経腟超音波検査を中心に、症状に応じて血液検査や追加検査を行います。
月経の期間・量、血の塊、痛み、貧血症状、頻尿や便秘、妊娠希望、過去の画像・治療歴を確認します。月経記録や生理用品の交換回数があると役立ちます。
経腟超音波は最も簡便に子宮筋腫を検出できる検査です。
筋腫の位置、大きさ、数、子宮内腔への突出、卵巣の状態を確認します。性交経験がない方や非常に大きな子宮筋腫で経腟検査が難しい時は、お腹の上から超音波検査を行います。
過多月経がある場合は、血算で貧血を確認します。必要に応じてフェリチンなどを測定し、ヘモグロビンが正常でも貯蔵鉄が不足していないかを調べます。
MRIは、大きい筋腫、多発筋腫、手術や子宮動脈塞栓術を検討するとき、腺筋症や肉腫との鑑別が必要なときに有用です。子宮内腔の病変が疑われる場合は、子宮鏡検査を行うことがあります。
子宮腺筋症:子宮内膜に似た組織が子宮筋層内に入り込み、子宮壁がびまん性に厚くなる病気です。強い月経痛や過多月経を起こします。
子宮内膜症:子宮の外側に子宮内膜に似た組織が生じる病気です。月経痛、慢性骨盤痛、不妊などの原因になります。
子宮内膜ポリープ:子宮内腔にできる小さな隆起で、不正出血や過多月経の原因になります。
症状が重なるため、超音波やMRI、子宮鏡などで区別します。複数の病気を同時に認めることもあります。
子宮筋腫は良性腫瘍で、一般に「筋腫が時間をかけて癌化する病気」と考えるのは正確ではありません。一方、まれな悪性腫瘍である子宮肉腫が、手術前には筋腫のように見えることがあります。
子宮肉腫の頻度は低く、推定値は年齢や対象となる患者さんによって幅があります。画像や血液検査だけで100%見分ける方法はなく、最終診断には摘出した組織の病理検査が必要なことがあります。
「短期間で大きくなった=肉腫」とは限りません。良性筋腫でも増大速度は一定ではありません。
ただし、閉経後に新たに大きくなる、画像が典型的でない、出血や痛みが変化する場合は、MRIや高次医療機関での評価を検討します。
治療の目的は、画像上の筋腫を消すことだけではありません。出血・貧血・痛み・圧迫症状を改善し、妊娠や生活の希望に合う方法を選ぶことが重要です。
症状がなく、画像が典型的で、周囲臓器への影響がなければ、定期的な診察と超音波で経過をみることができます。筋腫があるだけで必ず薬や手術が必要になるわけではありません。
鉄剤:鉄欠乏性貧血を改善します。出血原因の治療とは別に、鉄を補います。
鎮痛薬(NSAIDs):月経痛を軽くします。胃腸・腎機能・喘息などにより使用できないことがあります。
止血薬:月経量を減らす目的で使用することがあります。血栓症リスクなどを確認して選びます。
LEP製剤・低用量ピル:月経量や月経痛を軽くすることがあります。筋腫そのものを取り除く薬ではなく、血栓症リスクなどを確認して処方します。
LNG-IUS(ミレーナ):子宮内で黄体ホルモンを放出し、過多月経や月経痛を軽くします。筋腫を小さくする治療ではありません。子宮内腔の変形が強い場合は、挿入困難や脱出のため適さないことがあります。
【LEP製剤・低用量ピルについてはこちら】ミレーナ
GnRHアゴニスト(リュープロレリン)またはGnRHアンタゴニスト(レルミナ)は、卵巣からの女性ホルモン分泌を抑え、月経を止めて筋腫を小さくします。手術前の貧血改善、閉経が近い方の症状コントロール(逃げ込み療法)などに使います。
ほてり、発汗、気分変化、骨量低下などの低エストロゲン症状があるため、通常6か月以内の使用です。中止/終了すると月経が戻り、筋腫が再び大きくなることがあります。
子宮筋腫による症状(下腹部痛、過多月経による貧血)などが強ければ手術療法を検討します。
子宮内腔へ突出する粘膜下筋腫を、腟から入れた子宮鏡で切除します。
お腹の傷はありません。筋腫の大きさ、子宮内腔への突出度、筋層内へ入り込む深さで適応が決まります。
筋腫だけを取り除き、子宮を残す手術です。妊娠希望がある方や、子宮温存を希望する方に検討します。開腹、腹腔鏡、ロボット支援などの方法があり、筋腫の位置・大きさ・数と施設の体制で選びます。
子宮を残すため、見えない小さな筋腫が後に大きくなる、新しい筋腫が生じるなど、再発の可能性があります。
子宮を摘出するため、子宮筋腫は再発しません。
妊娠はできなくなり、月経もなくなります。卵巣は別の臓器であり、閉経前に子宮全摘を行う場合は、卵巣を必ず摘出するわけではありません。
カテーテルで子宮動脈の血流を遮断し、筋腫を縮小させる治療です。子宮を残しながら症状改善を目指せます。治療後の痛み、発熱、感染、卵巣機能への影響、再治療の可能性があります。
治療後の妊娠例はありますが、将来の妊娠を強く希望する方への第一選択にはなりません。日本のガイドラインでも、挙児希望者に一律に推奨できる結論には至っていません。
マイクロ波子宮内膜アブレーション(MEA:低侵襲治療)は、妊娠を希望しない方の過多月経を軽くする治療で、筋腫そのものを除去する治療ではありません。
MEAは、実施施設と適応が限られます。長期成績、再治療、妊娠への影響を含め、専門施設で説明を受ける必要があります。
子宮筋腫は、必ずしも手術を前提とする病気ではありません。アイレディースクリニック新横浜では、「筋腫があると言われたが、次に何をすべきか分からない」段階のご相談と、症状そのものを軽くする治療を担っています。手術が必要な段階では、適切な医療機関へご紹介いたします。
経腟超音波検査(性交経験のない方、大きな筋腫の方は腹部からの超音波)による筋腫の位置・大きさ・数・子宮内腔への突出の評価
血液検査による貧血の評価。必要に応じてフェリチン(貯蔵鉄)を測定し、ヘモグロビンが正常でも鉄が不足していないかを確認します
過多月経・不正出血の原因が筋腫以外にないかの鑑別(子宮頸部細胞診、子宮内膜細胞診など)
鉄剤による鉄欠乏性貧血の治療
止血薬(トラネキサム酸など)、鎮痛薬(NSAIDs)の処方
LEP製剤・低用量ピルによる月経量と月経痛の軽減
LNG-IUS(ミレーナ)の挿入。過多月経・月経困難症の治療目的では健康保険が適用されます(避妊目的の場合は自費診療となります)。ただし、子宮筋腫が子宮内膜を圧迫している症例には適応がありません。
GnRH製剤(リュープロレリン・レルミナ)。手術前の貧血改善や、閉経が近い方の症状コントロール(逃げ込み療法)に用います。骨量低下などがあるため通常6か月以内の使用です
症状・最大径・位置・数・子宮全体の大きさを記録し、3ヶ月〜1年ごと(初回発見時や増大傾向がある時期は3か月ごと)の超音波でフォローします。
他院で手術を受けられた後の定期フォロー、他院で「経過観察」と言われた方のセカンドオピニオンもお受けしています
以下は入院設備・専門設備を要するため、当院では実施していません。必要と判断した場合は、診療情報提供書(紹介状)をお書きして、高次医療機関へご紹介いたします。
子宮筋腫核出術、子宮全摘術、子宮鏡下筋腫摘出術
子宮動脈塞栓術(UAE):済生会横浜市東部病院、横浜市立大学附属 市民総合医療センターなど
MRI検査:当院ではお近くのメディカルスキャニングにご紹介しております。
子宮筋腫かどうかの診察をご希望の方はぜひご来院ください:アクセスと診療時間
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